こんにちは、海月いおりです。
前回『無熱性痙攣』が起きたということで、その記事を書きました。
今回はその続きです。
また痙攣
先週の金曜日、再び無熱性の痙攣が起きました。
今度は入浴中での出来事です。
お風呂が大好きなナタくんは、10分くらい経って出ようと促すと怒ります。
『まだ入っていたいんだ!』とでも言いたげな様子…。
じゃあもうちょっとね。
と長風呂することも多々ありました。
この痙攣が起きた時も長風呂でした。
半身浴が出来る浴槽なのですが、そこの段差に座って痙攣…。
というか、失神しているような…が妥当な表現だったかもしれません。
痙攣自体は5分くらいで治まり、その後本調子とまでは行かずとも、元通りに戻りました。
夜だったのでそのまま睡眠です。
診察
ナタくんは一度「てんかん」を疑って脳波を取ったことがあります。
前回入院した病院と脳波を取った病院は違うので、
その脳波を取った病院でまた診察を受けて下さいと、退院時にお手紙を渡され指導されていました。
(元々通常の診察予定あり)
痙攣が起きて2日後、渡されたお手紙を持って診察へ行きました。
「この前取った脳波は異常なく綺麗でしたけど、月に3回も無熱性の痙攣が起きているなら、てんかんでしょう」
やっぱり、てんかん。
想像はしていましたが、いざ先生の口からその言葉が出ると戸惑うものです。
てんかんとは、脳が一時的に過剰に興奮することで、意識消失やけいれんなどの“てんかん発作”を繰り返し引き起こす病気のことです。
私たちの脳は数百億もの神経細胞によって成り立っており、神経細胞が電気的な興奮を引き起こすことでさまざまな情報が伝達されていきます。てんかんは、神経細胞の電気的な興奮が過剰に発生する部位が生じ、脳のはたらきに異常が引き起こされることによって発症します。
てんかんについて | メディカルノート (medicalnote.jp)
てんかんの症状は人それぞれですが、小児てんかんは適切な治療をすれば成人するまでには発作が起きなくなると説明されました。
ナタくんもその受診を機に抗てんかん薬の服用が始まっています。
バルプロ酸ナトリウムという、全般的なてんかん発作に使用できる薬です。
第一の選択肢となるようです。
この薬を毎日飲み続けて、一か月後の採血で血中濃度がどうなっているかを調べます。
ナタくんは小さい時からずっと薬を飲んでいるので、1つ増えたところで全く嫌がらずに飲んでくれるので助かりますが、
少し可哀そうな気もして複雑です。
まとめ
てんかんとは長い付き合いになります。
痙攣が起こるたびに我々親も気が気ではありません。
保育園や療育などとも連携して、痙攣が起きた時の対処法など、しっかり話し合って決めて
ナタくんがどこ行っても困らないような体制を取らなければならないと強く実感しています。