こんにちは、海月いおりです。
4歳のナタくん。言葉が出ないのはもちろん、自分の思いを伝えることも苦手です。
そこで、私は考えました。
『マカトン法』やってみよう…と。
ということで、日本マカトン協会が行っておられますオンラインワークショップに参加してきました。
今回はそのお話です。
マカトンとは
マカトン法は、英国で開発された言語指導法のことです。
言葉やコミュニケーションに困難のある人々、精神の遅れがある人などに指導します。
話し言葉と共に、サインやシンボルを組み合わせて提示するのが特徴です。
マカトン法では、「核語彙」と呼ばれる330の言葉から、生活の中で繰り返し使うことでコミュニケーションを促進します。
詳細に興味がある方はマカトン協会のホームページをご覧ください。
マカトン法とは | 日本マカトン協会 (makaton.jp)
ワークショップ
藁にも縋る思い…。
4歳だと言うのに「あちゃあちゃ~!」「う~ん…」と意味のある言葉がゼロのナタくん。
流石にそろそろどうにかしないと。
そんな思いが強くなった時、勢いでマカトン法の基礎1と基礎2に申し込みました。
勢いは大事ですよ!!
マカトンにするか、ベビーサインにするか、手話にするか…悩みました。
しかし4歳にベビーサインは違うし、手話は私にとってもナタくんにとっても難しいと判断し、私はマカトンを選びました。
私でも学べそう。
継続する為にはこれが一番ですからね。
当日、オンラインで顔を合わせた方々。
大半が支援学校の先生や放課後等デイサービスの方など、福祉のお仕事をされている方が多目でした。
福祉の知識はゼロで、ただナタくんの保護者というだけ…。
それはそれは緊張しましたが、他にも保護者の方もいらっしゃったので少し安心しました。
実際指導を受ける際も、別に保護者だからとかそういうのは無く、分かりやすく丁寧に教えて貰えましたので、私もマカトン基礎1の範囲は大方身に付きました。
勉強してから…
勉強して「はい終わり!」では、全く意味がありません。
私は覚えた語彙をナタくんに試しています。
「トイレ行く?」
「お茶飲む?」
「ねんねする?」
手の動きを付けながら言葉を掛けます。
…しかし、ナタくんは全くこちらを見てくれません。
想定内!!!
想定内ですけど、これを継続して続けることに意味があると学びました。
毎日毎日同じことを繰り返して、ナタくんに覚えてもらう。
先は長いですけど、これを頑張ることでナタくんの意思疎通が上手く行くことを願っています。
まとめ
今月、基礎2も受けます。
より一層レベルアップする所存です。
重度知的障害のあるナタくんにマカトンを試して、どのような効果が出るか…経過を報告できたらと思っています。