1歳になって入園したA保育園は、ただ家から近かっただけで選びました。
とはいえ、給食からおやつまで全て手作りで、園内には絵本も沢山あり
建物も木の優しい雰囲気が出ていて、良いなと思っていました。
入園後の様子
0歳児クラス初期のナタくんはハイハイもできず、基本的にベッドの上、ベビーカーの上、バウンサーの上。
集団生活とはかけ離れていましたが、色々見たり触れたり、沢山絵本を読んでもらって、いい経験をさせてもらっていました。
自分での移動が出来なかったので私たちの思いも、仕方ないよね。くらいのものです。
段々と時が流れ、ナタくんもハイハイやお座りが出来るようになった頃。
(変な考えですが)発達の遅い5月生まれのナタくんと3月生まれのお友達と比べていました。
同じクラスにもハイハイする子がいるから。まだ大丈夫。まだ大丈夫。
…しかし、当然ですがそれも続かず。
1歳児クラスに上がると、みんな歩き始めます。
その頃から、ナタくんは0歳児クラスの中に置かれることが多くなってきました。
何でも舐めたいナタくんは型はめも出来ないし、お絵かきもできない。
砂場遊びもできない。
「ナタくんにとって、0歳児クラスの方が楽しい物が沢山ありますから」
「その方が、ナタくんのためですよ」
その言葉を信じていました。
とはいえ、ナタくんはあまりにも放置されていました。
一人遊びが得意なので。
そしてこの頃はまだ構って欲しいという自分の欲も無かったので、一人でも問題が無かったのです。
そういうこともあり、2歳児クラスに上がる前に転園を考えていました。
転園を考える
相談も兼ねて市役所に何度も通いました。
しかし市の担当者は「もう少し居ても良いんじゃないか」と。
「どこ行ってもそんな感じですよ」
そう言って全く転園の手続きを受け付けてくれませんでした。
保育園ってこういうものなのか…。
他の保育園の様子なども当然知らないので。
少し納得がいかないと思いつつ、その言葉を信じることにしました。
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